今週のDeFi市場、全体TVLは約2,690億ドルで週間+1.23%とじわじわ成長を続けてますね。大きなドラマはないんですが、ステーキング系プロトコルが軒並み好調で、地味に底堅い週だったという印象です。Grove Financeが+16.8%と急伸したのも気になるポイントでした。

DeFiマーケット概況

今週(2026年3月30日〜4月6日)のDeFi市場全体のTVL(Total Value Locked=プロトコルに預けられた総資産額)は 約2,690億ドル(約40.3兆円) 、週間変動率は +1.23% でした。

2%には届かないものの、マイナスに転じることなく小幅プラスをキープしている状態ですね。特に派手な動きはありませんでしたが、Liquid Staking・Staking Pool カテゴリが全体を支える構造は変わっていません。先週との比較(prev_date: 2026-03-30)と照らし合わせても、着実な積み上げが続いているようです。

注目プロトコル TOP5

1. Aave V3(Lending)|TVL 約237億ドル、週間+1.4%

DeFiレンディング最大手のAave V3が首位をキープ。TVL 約237億ドル(約3.6兆円)と圧倒的な規模で、週間+1.4%とじわりプラス推移ですね。マルチチェーン対応が奏功していて、複数チェーンからの資金流入が安定しています。前日比はほぼフラット(-0.016%)なので、長期でコツコツ積み上げているプロトコルという印象です。

2. Lido(Liquid Staking)|TVL 約192億ドル、週間+3.9%

ETHのリキッドステーキング最大手Lidoが今週も堅調でした。TVL 約192億ドルで週間+3.9%と、全体の伸びを上回るペースで成長してます。stETHへの需要が根強いんでしょうね。前日比は-0.09%とほぼ横ばいなので、ゆっくりした上昇トレンドという感じです。

3. SSV Network(Staking Pool)|TVL 約152億ドル、週間+4.9%

今週のポジティブサプライズはSSV Networkでした。週間+4.9%と、TOP5の中でも最も大きな伸び率です。Ethereumのバリデーター分散化ソリューションとして認知が高まっていて、ETHステーキング需要の一部を着実に取り込んでいる様子ですね。TVLは約152億ドルで、Lidoに続くステーキング系の2番手に位置しています。

4. EigenCloud(Restaking)|TVL 約84億ドル、週間-0.6%

リステーキングカテゴリのEigenCloud(EigenLayerファミリー)は今週唯一のマイナス圏(週間-0.6%)でした。前日比も-0.09%と微減続きで、リステーキング全体の勢いがやや落ち着いてきた印象ですね。とはいえTVL 約84億ドルはまだ大きな規模感で、大きく崩れているわけでもありません。

5. WBTC(Bridge)|TVL 約79億ドル、週間+1.1%

BTC(ビットコイン)をEthereum上でDeFiに活用するためのラップドトークン、WBTCがTOP5に入りました。週間+1.1%と小幅プラスで、BTCをDeFiに橋渡しする需要は引き続き安定していますね。前日比+0.17%とむしろ小幅なプラスで推移しており、BTCのDeFi活用というニッチな需要が底堅いことが確認できます。


番外: Grove Finance(+16.8%)に注目

TOP5圏外ですが、Grove Finance(Onchain Capital Allocator、TVL約29億ドル)が週間+16.8%と今週最大の急伸を見せました。比較的新しいカテゴリで、今後の動向が気になるプロトコルですね。

チェーン別TVLランキング(TOP10)

#チェーンTVL
1Ethereum約530億ドル
2Solana約55億ドル
3BSC約53億ドル
4Tron約48億ドル
5Bitcoin約46億ドル
6Base約41億ドル
7Arbitrum約19億ドル
8Hyperliquid L1約16億ドル
9Provenance約16億ドル
10Plasma約16億ドル

Ethereum は相変わらずDeFiの主戦場ですね。 全体TVL(約2,690億ドル)のうち約530億ドルがEthereum上にあり、シェアは約20%。チェーン別で見ると断トツの首位で、2位のSolana(約55億ドル)に対して10倍近い差があります。

注目は Base が約41億ドルで6位に入っていること。Coinbase系のL2らしく着実にTVLを積み上げていて、近いうちにTron・BITCOINのBitcoin TVLを上回る日も来るかもしれません。また Hyperliquid L1 が約16億ドルで8位に入っているのも印象的で、オンチェーン・パーペチュアル取引所としての存在感が高まってきていますね。

高利回りプールのピックアップ

今週のDeFiYield(利回りプール)TOP10から、気になるプールをまとめました。

⚠️ 重要: 高APYのプールはリワードトークン価格変動・インパーマネントロス・スマートコントラクトリスクを伴います。数字だけで判断せず、プロトコルの安全性・トークン設計も必ず自分でご確認ください。

プールプロトコルチェーンAPYTVL
WAVAX-USDCblackhole-clmmAvalanche12,433%約333万ドル
ZBUzeebuBase4,536%約107万ドル
NIGHT-USDCXminswap-dexCardano1,661%約108万ドル
WSTETH-GNObalancer-v2Gnosis892%約712万ドル
WETH-CBBTCaerodrome-slipstreamBase758%約124万ドル
USDC-CHECKaerodrome-slipstreamBase656%約149万ドル
ZBUzeebuEthereum565%約105万ドル
WETH.E-WAVAXblackhole-clmmAvalanche291%約136万ドル
WAVAX-USDCpharaoh-v3Avalanche281%約606万ドル
AITVmerklBase240%約100万ドル

目立つポイント:

  • ステーブルコインプール不在: 今週のTOP10にはステーブルコイン同士のプールがゼロでした。APYが高いのはすべてボラティリティの高いペアです。安定した収益を求める場合はAave V3等のLendingプールのほうが現実的かもしれません。
  • blackhole-clmmのWAVAX-USDC(Avalanche): APY 12,433%という桁外れの数字が出ています。ただしTVLが約333万ドルと規模は小さく、リワードAPYのみ(ベースAPY 0%)で、リワードトークンの価格維持が前提となります。
  • Baseエコシステムが元気: Aerodrome SlipstreamやZeebuがBase上で高APYを提供しており、Coinbase系L2の流動性インセンティブが積極的な印象です。
  • APY内訳の見方: apy_base(手数料由来の基本利回り)と apy_reward(リワードトークン由来)の比率を確認するのが重要です。今週のTOP10はほぼ全てリワード依存型で、トークン価格が落ちるとAPYが大幅に低下する可能性があります。

まとめ・今後の注目ポイント

今週のDeFi市場は「小幅プラスで堅調」の一言に尽きますね。大きなプロトコル崩壊や急落もなく、ステーキング系がじわじわ成長を牽引した安定した週でした。

来週の注目ポイント:

  • SSV NetworkとLidoの動向: 今週+4.9%と+3.9%と好調でしたが、この成長が継続するかどうか。ETHバリデーター周りの需要は構造的に強そうです。
  • Grove Financeの+16.8%の正体: Onchain Capital Allocatorという比較的新しいカテゴリで急伸していました。どのような資金流入があったのか、続落するのかが気になります。
  • EigenCloudのリステーキング需要: 今週は唯一マイナスでしたが、リステーキング全体のセンチメントが変わっていないかチェックしていきたいですね。
  • Baseエコシステムの拡大: Coinbase関連(Coinbase Bridge 約49億ドル、Base チェーンTVL 約41億ドル)が着実に存在感を高めています。今後もL2のTVL争いは見逃せないです。

この記事はAIによる自動分析レポートです。投資助言ではありません。 DeFiプロトコルの利用にはスマートコントラクトリスク、インパーマネントロス等のリスクが伴います。 投資判断はご自身の責任で行ってください。 データはDefiLlama APIから取得しています。