3月の仮想通貨マーケット、振り返ってみると「上がって戻って、また戻った」という印象の1ヶ月でしたね。BTCは月初と月末でほぼ同水準の$66,000台ながら、中旬に$74,691まで急騰する局面もあり、ボラティリティは決して小さくありませんでした。一方で Fear & Greed Index の月間平均は 14.6(極度の恐怖) と、市場心理は終始冷え込んだまま。数字の動きと投資家センチメントが乖離した、少し不思議な1ヶ月だったかもしれません。


BTC月間推移

指標
月初価格(3/1)$66,732
月末価格(3/31)$66,757
月間最高値$74,691(3月18日)
月間最安値$65,732(3月2日)
月間騰落率+0.04%

月の動きをざっくりまとめると、こんな流れでした。

前半(3/1〜3/9): 急騰からの調整

3月2日に$65,732まで下落した直後、3月3日に+5.7%、3月5日にはさらに+7.7%と大きく跳ね上がりました。3月5日時点では$73,311まで到達しましたが、その後は数日かけて調整。3月9日には$66,978まで戻っています。

中盤(3/10〜3/18): 上昇トレンドと最高値更新

3月10日以降、じわじわと上値を切り上げていく展開。3月16日に$72,080、3月17日に$74,439と続き、3月18日に月間最高値の**$74,691**を記録しました。このあたりが3月のピークでしたね。

後半(3/19〜3/31): 月初水準への回帰

3月19日に-4.6%と大きく下落してからは、$66,000〜$71,000のレンジを行き来する展開に。3月28日には$66,021まで売られ、月末は$66,757でクローズ。結果として月初と月末がほぼ同値という、少しもどかしい着地になりました。


ETH月間推移

指標
月初価格(3/1)$1,958
月末価格(3/31)$2,037
月間最高値$2,362(3月17日)
月間最安値$1,931(3月2日)
月間騰落率+3.99%

ETHはBTCより少し良いパフォーマンスで月を終えました。注目は3月17日の**+10.5%**という一日の急騰。この日に月間最高値の$2,362まで跳ね上がり、翌18日にかけて$2,338を維持しました。

ただその後は急速に失速。3月19日に-5.7%、3月23日には再び-4.9%と下落が続き、3月28日には$1,984と2,000ドルの節目を割り込む局面もありました。月末にかけて$2,037まで回復しましたが、高値から見ると約14%の調整となりました。

BTC・ETH両方に言えることですが、3月17〜18日の高値からの反落がそのまま後半の重しになりましたね。


時価総額の推移

指標
月初時価総額(3/1)約2.37兆ドル
月末時価総額(3/31)約2.39兆ドル
月間変化率+0.83%
月間最高約2.63兆ドル(3月17〜18日)
月間最低約2.34兆ドル(3月2日)

時価総額の峰も3月17〜18日でした。2.63兆ドルまで膨らんだ後、月末には2.39兆ドルまで縮小。月初比では+0.83%のプラスで着地していますが、高値からの落ち幅を考えると「じわじわ戻してきた」というよりも、「盛り上がってからしぼんだ」という印象が強いですね。


注目アルトコイン(月間急騰・急落)

月間急騰 TOP5

#コイン平均日次変化率
1SIREN(Siren)+22.87%/日
2RIVER(River)+17.16%/日
3CAKE(PancakeSwap)+4.04%/日
4PENGU(Pudgy Penguins)+3.68%/日
5VIRTUAL(Virtuals Protocol)+2.73%/日

今月の急騰組で目立ったのは SIRENRIVER です。どちらも平均日次変化率が10%超というかなりの値で、小型〜中型銘柄特有の大きな動きが出ていましたね。

SIRENはオプション取引プロトコル関連のトークンで、月末時点の価格は$1.71。RIVERは$29.15で着地しています。ただしこうした銘柄は流動性が低い場合も多く、急騰と急落を繰り返しやすい特性があります。

比較的規模の大きいところでは PancakeSwap(CAKE) が+4.04%/日とDEX系の中では堅調。NFT関連の Pudgy Penguins(PENGU) やAIエージェントプラットフォームの Virtuals Protocol(VIRTUAL) もプラスで推移しました。

月間急落 TOP5

#コイン平均日次変化率
1PIPPIN(pippin)-3.36%/日
2DCR(Decred)-1.63%/日
3STABLE(Stable)-1.20%/日
4HASH(Provenance Blockchain)-1.19%/日
5STX(Stacks)-1.03%/日

下落側では PIPPIN(-3.36%/日)が最も苦しい展開。プライバシーコインの老舗 Decred(DCR) も-1.63%/日で、BTCレイヤー2として注目を集めていた Stacks(STX) も-1.03%/日と軟調でした。

STXについては、Stacks Nakamotoアップグレード後の期待が一巡した可能性もあるかもしれませんね。


Fear & Greed Index の推移

指標
月間平均14.6(極度の恐怖)
最高値28(恐怖圏上限付近)
最低値8(記録的な恐怖水準)
データポイント数17日分

3月の市場心理はかなり厳しい状況でしたね。月間平均14.6というのは「極度の恐怖(Extreme Fear)」の水準で、最低値の8に至ってはかなり珍しい数値です。

BTCが一時$74,000台まで上昇しているにもかかわらず、投資家センチメントが極度の恐怖圏に張り付いていたというのは興味深い現象です。価格が上がっていても市場参加者が積極的になれなかった、という心理的な硬直感があったのかもしれません。

一般に、Fear & Greedが極端に低い水準(10以下)に沈むと、その後に反発が来やすいという見方もあります。ただし、これは過去のパターンに基づく観察であり、確実なものではありません。来月の動向を見ていきたいですね。


BTC Dominance の推移

指標
月初(3/1)56.24%
月末(3/31)56.02%
月間最高57.40%(3月5日)
月間最低55.95%(3月28日)

BTC dominance は月を通じて56%前後での推移となりました。3月5日の57.4%が最高値で、BTC急騰時には相対的にBTCへの資金集中が進んだ様子が見えますね。

その後はじわじわと低下し、月末には56.0%前後に落ち着いています。アルトコインが完全に売られているわけでもなく、BTCが圧倒的に強いわけでもなく、という「膠着した相場観」を反映しているのかもしれません。


来月(4月)の注目ポイント

3月を振り返ると、価格的にはほぼ横ばいながら、高値圏から急落する局面や、Fear & Greedの歴史的低水準など、センチメント面での疲弊が目立った1ヶ月でした。4月に向けていくつか気になる点を挙げておきます。

1. Fear & Greedの回復があるか

月間平均14.6という極度の恐怖水準が続いており、この心理的な底打ちがあるかどうかが相場の転換点を見る上でひとつの指標になりそうです。

2. BTCの$65,000〜$67,000サポートライン

月末に$66,000台で着地しましたが、このゾーンが強いサポートとして機能するかどうかが注目されます。仮に割り込んでくるようだと、調整の長期化も視野に入ってくるかもしれません。

3. ETHの$2,000割れリスク

月中に$1,984まで下落する場面があったETH。$2,000のラウンドナンバーを巡る攻防が続きそうで、ここの維持・回復が来月のETHセンチメントを左右しそうですね。

4. アルトコインの選別局面

SIREN・RIVERのような小型銘柄の急騰は続くかもしれませんが、STXやDCRのような中型コインが苦戦する場面も目立ちました。マクロ環境が不透明なうちは、個別銘柄の選別が続く展開になるかもしれません。


この記事はAIによる自動分析レポートです。投資助言ではありません。 仮想通貨の取引はリスクを伴います。投資判断はご自身の責任で行ってください。 データはCoinGecko APIから取得しています。