2026年第14週(3/30〜4/3)の日本株市場は、週前半の大幅下落から4月1日に急反発し、最終的に日経平均が週間+2.05%(+1,069円)の上昇で終えた1週間でした。前週末の52,054円から53,123円へと53,000円台を回復しています。特に防衛・重工系の機械セクターや電気機器が週間上昇をリードした一方、医薬品や建設業には売りが集まり、セクター間の格差が目立つ週となりましたね。

週間市場概況

指数サマリー

指数週始値週終値週高値週安値週間騰落
日経平均52,055円53,123円54,258円50,559円+1,069円 (+2.05%)
TOPIX370.0386.6394.1367.4+16.6 (+4.49%)

日別の値動き

今週は荒れた展開でした。週初めの3月30日(月)は日経平均が-2.79%と大きく下落して51,886円まで急落。翌3月31日(火)もさらに-1.58%下げて51,064円と週の底値圏に達しました。前週末から約1,000円下げた水準で、市場のムードはかなり重い雰囲気でしたね。

転機となったのは4月1日(水)。日経平均が一気に+5.24%の急騰で53,740円まで回復しました。週高値の54,258円を示現したのもこの日で、前日比にして約2,700円に近い大幅な上昇となっています。

ただ翌4月2日(木)はその反動から-2.38%と再び下落し52,463円へ。週末の4月3日(金)は+1.26%の反発で53,123円と週終値を固め、結局プラスで週を終える形となりました。週を通じて見ると、「急落→急騰→調整→小反発」という乱高下の展開だったといえそうです。

セクター別パフォーマンス

全セクター騰落率ランキング

順位セクター週間騰落率銘柄数週間最優秀銘柄
1倉庫・運輸関連業+2.58%2NIPPON EXPRESSホールディングス +4.14%
2海運業+2.04%3商船三井 +4.12%
3電気機器+2.01%23カシオ計算機 +8.05%
4機械+1.60%15三菱重工業 +13.73%
5非鉄金属+1.43%10古河電気工業 +10.19%
6精密機器+1.34%5HOYA +3.86%
7食料品+1.24%14味の素 +4.89%
8空運業+1.12%1ANAホールディングス +1.12%(ウォッチリスト1銘柄)
9卸売業+0.99%6三井物産 +7.08%
10陸運業+0.97%8小田急電鉄 +2.43%
11輸送用機器+0.89%14川崎重工業 +9.11%
12銀行業+0.81%10三井住友FG +7.33%
13小売業+0.53%13ファーストリテイリング +4.33%
14パルプ・紙+0.35%2日本製紙 +0.86%
15その他製品+0.22%6バンダイナムコ +2.84%
16不動産業+0.18%4三井不動産 +2.23%
17サービス業±0.00%10リクルートHD +6.37%
18ゴム製品±0.00%2ブリヂストン +2.14%
19その他金融業-0.04%3日本取引所グループ +0.53%
20情報・通信業-0.07%10ソフトバンク +3.65%
21化学-0.12%19資生堂 +6.11%
22鉱業-0.55%1INPEX -0.55%(ウォッチリスト1銘柄)
23鉄鋼-0.86%3JFEホールディングス -0.59%
24石油・石炭製品-1.15%2出光興産 -0.03%
25ガラス・土石製品-1.39%6日本電気硝子 +1.91%
26証券・商品先物-1.40%3大和証券グループ -0.49%
27電気・ガス業-1.74%3関西電力 -0.66%
28水産・農林業-1.87%2マルハニチロ -1.27%
29医薬品-1.89%10第一三共 +3.52%
30建設業-1.97%9コムシスHD +0.45%
31保険業-2.02%5東京海上HD -0.89%
32繊維製品-2.69%4東洋紡 +0.79%
33金属製品-4.54%1東洋製罐グループHD -4.54%(ウォッチリスト1銘柄)

上位3セクターのハイライト

倉庫・運輸関連業(+2.58%) が週間トップとなりました。 NIPPON EXPRESSホールディングス(9147) が+4.14%と力強く上昇しています。物流需要の底堅さが評価された可能性がありますね。

海運業(+2.04%) も堅調でした。 商船三井(9104) が+4.12%と上昇をリード。川崎汽船(9107)が-1.01%とやや差がありましたが、セクター全体としては買いが入った週でした。

電気機器(+2.01%) は銘柄数が23と最大規模のセクターながらプラスを確保しました。 カシオ計算機(6952) が+8.05%とセクター内で際立つ上昇となっています。一方、富士電機(6504)は-5.06%と下落しており、銘柄間での選別が進んでいる印象です。

下位3セクターのハイライト

繊維製品(-2.69%) はウォッチリスト4銘柄中、 ユニチカ(3103) が-9.36%と大幅下落してセクター平均を大きく押し下げました。内需系の繊維業界は相場全体の乱高下に追随できなかった格好です。

保険業(-2.02%) では全5銘柄が軒並みマイナスとなりました。最もましだった 東京海上ホールディングス(8766) でも-0.89%で、 SOMPOホールディングス(8630) は-3.91%の大幅下落です。金利動向への不安からか、保険業全体に慎重なムードがみられましたね。

建設業(-1.97%)大成建設(1801) の-6.23%が響きました。9銘柄のうちプラスはコムシスホールディングス(1721)の+0.45%のみで、ほぼ全面安の週となっています。

値上がり注目銘柄

週間上昇率 TOP5

銘柄証券コード週末終値週間騰落率
三菱重工業70114,803円+13.73%
日本電産65942,184円+10.53%
古河電気工業580135,800円+10.19%
川崎重工業70123,161円+9.11%
小松製作所63016,493円+8.22%

三菱重工業(7011) が+13.73%と週間で圧倒的な上昇を見せました。防衛テーマでの買いが継続している格好で、日本の防衛費増額路線と海外での防衛需要の高まりが追い風になっている可能性がありますね。週間出来高も約2,532万株と活況でした。

日本電産(6594) は+10.53%の大幅高。モーター・精密部品の世界的サプライヤーとして、製造業の回復期待から見直しの動きがあったとみられます。

古河電気工業(5801) も+10.19%と非鉄金属セクターをけん引しました。週始値32,490円から35,800円まで約3,300円の上昇です。電気・通信インフラへの需要増が背景にあるかもしれません。

川崎重工業(7012) は+9.11%と三菱重工業に次ぐ上昇です。同社も防衛関連事業を持っており、防衛テーマとの関連で物色が強まった1週間だったといえそうです。

小松製作所(6301) は+8.22%。建機大手として海外需要の回復が期待されており、4月1日の急反発局面での買いが強かった印象です。

値下がり注目銘柄

週間下落率 TOP5

銘柄証券コード週末終値週間騰落率
住友ファーマ45062,022円-9.41%
ユニチカ31031,113円-9.36%
大成建設180116,030円-6.23%
ニトリホールディングス98432,379円-5.86%
富士電機650410,790円-5.06%

住友ファーマ(4506) が-9.41%と週間最大の下落率となりました。医薬品セクター内では最弱で、週始値2,232円から2,022円まで下落しています。パイプライン開発の不透明感や、医薬品セクター全体への売りが影響した可能性がありますね。

ユニチカ(3103) は-9.36%の大幅安。繊維製品メーカーとして内需の低迷や収益性への懸念が続いているかもしれません。週間出来高も約671万株と比較的多く、積極的な売りが出た週でした。

大成建設(1801) は-6.23%。建設業全体が弱かった中でも下落幅が目立ちます。週始値17,095円から16,030円まで約1,000円以上下落しました。建設コストの上昇懸念などが引き続き意識されている可能性があります。

ニトリホールディングス(9843) は-5.86%。小売業の中でも内需・生活用品系には冷たい週だったようです。2,527円から2,379円まで下落しています。

富士電機(6504) は-5.06%と電気機器セクター内で逆行安。パワー半導体や電力システムが主力ですが、この週は同セクターの恩恵を受けられなかったようです。

テーマ株動向

テーマ別週間パフォーマンス

テーマ週間平均騰落率週間ベスト銘柄
防衛+4.89%川崎重工業(7012)+9.35%
グリーンエネルギー+2.11%安川電機(6506)+7.51%
AI・半導体-0.56%アドバンテスト(6857)+10.67%

今週のテーマ株で際立ったのは 防衛テーマ(+4.89%) です。三菱重工業・川崎重工業・石川製作所といった防衛関連銘柄が軒並み高騰しており、週間を通じて最もホットなテーマとなりました。 川崎重工業(7012) はテーマ内でも+9.35%と強さを見せています。

グリーンエネルギー(+2.11%) も堅調でした。 安川電機(6506) が+7.51%とセクターをけん引しており、エネルギー転換やロボティクスへの関心が続いていることが確認できます。

一方、 AI・半導体テーマ(-0.56%) はテーマ全体としてはわずかにマイナスとなりました。ただし アドバンテスト(6857) が+10.67%と力強く上昇しており、セクター内でも二極化が進んでいる週でしたね。テーマの主力銘柄が上がる一方で、その他の銘柄が足を引っ張る形となっています。

今週のまとめ

2026年第14週の日本株市場は、乱高下を経て最終的にプラスで着地した1週間でしたね。日経平均は週前半に50,559円の週安値まで大きく崩れましたが、4月1日の急反発で一気に53,740円まで回復しました。週間では+2.05%とTOPIXの+4.49%とともに上昇で終えています。

最も目を引いたのは 防衛テーマの強さ でしょう。三菱重工業+13.73%、川崎重工業+9.11%、石川製作所+7.86%と、防衛関連銘柄に資金が集中した週となりました。防衛費増額や海外での需要増加を背景に、この流れは中期的にも継続する可能性があります。

セクター別では、倉庫・運輸関連業、海運業、電気機器がトップ3を占め、物流・製造系の銘柄に広く買いが入りました。一方で医薬品、建設業、保険業は軟調で、内需系・ディフェンシブ系のセクターからは資金が流出している印象です。

1週間の値動きの振れ幅(週高値54,258円〜週安値50,559円)は約3,699円とかなり大きく、方向感を定めにくい環境が続いているかもしれません。引き続き日々の値動きと市場のテーマ変化に注目していきたいところですね。


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