今週(4月13日〜17日)の日本株市場は、週を通じて力強い反発を演じましたね。月曜こそ小幅下落でのスタートでしたが、火曜から木曜にかけて急伸し、木曜には一時59,688円まで買い上がられる場面もありました。金曜は-1.75%と利益確定売りに押されたものの、週間では +3.64%(+2,054円) の大幅プラスで終えています。

繊維製品・情報通信業・電気機器がセクター上位を占め、ユニチカ(+74.99%)やソフトバンクグループ(+20.27%)、太陽誘電(+22.27%)といった銘柄の急騰が指数の上昇を牽引した格好でした。一方でエネルギー系(鉱業・石油石炭)や商社・防衛株は売り圧力が続き、テーマ・セクター間で明暗がくっきりと分かれた1週間でしたね。

週間市場概況

指数週始値週終値週高値週安値週間騰落
日経平均56,421円58,476円59,688円56,232円+2,054円(+3.64%)
TOPIX394.5399.1405.4392.9+4.6(+1.17%)

月曜(4/13)は前週末の地合いを引き継ぎ-0.74%と小幅下落。56,500円台でやや重い動き出しとなりました。

火曜(4/14)から相場は一転し、 +2.43% の大幅高で57,877円まで一気に切り上げ、週の基調を好転させましたね。水曜(4/15)は+0.44%と勢いは落ち着きましたが、58,000円台をしっかりとキープ。木曜(4/16)には再び +2.38% の急伸で59,518円に到達し、一時59,688円という今週高値をつける場面もありました。

金曜(4/17)は-1.75%と反落し、58,476円で週を終えました。高値からは1,200円超の調整となりましたが、それでも週始値(56,421円)比では大幅なプラスを維持しています。

TOPIXも+1.17%(+4.6)と週間プラスで終えましたが、日経平均の上昇幅(+3.64%)と比べると抑えられた動きでしたね。一部大型株への集中的な物色が日経平均を押し上げた面が大きかった印象です。

セクター別パフォーマンス

今週は33セクター中18セクターが上昇、15セクターが下落という展開でした。1日平均の上昇銘柄数120社・下落銘柄数127社と、実は下落銘柄のほうが多い環境のなかで指数が大幅高となったのは、一部銘柄への集中的な買いが効いた形ですね。

セクター週間騰落率銘柄数週間ベスト銘柄
繊維製品+18.77%4ユニチカ +74.99%
情報・通信業+6.48%13SBG +20.27%
サービス業+5.45%10ベイカレント +21.92%
電気機器+4.97%33太陽誘電 +22.27%
ゴム製品+3.73%2横浜ゴム +7.81%
パルプ・紙+3.66%2日本製紙 +8.57%
証券・商品先物+2.63%3SBI HD +5.39%
その他製品+2.47%6任天堂 +3.83%
その他金融業+1.51%3オリックス +3.62%
非鉄金属+1.44%10東邦亜鉛 +8.28%
輸送用機器+1.01%13三菱自動車 +8.16%
ガラス・土石+0.62%6TOTO +3.76%
精密機器+0.50%5オリンパス +3.16%
銀行業+0.50%10りそなHD +4.49%
医薬品+0.48%11住友ファーマ +11.82%
海運業+0.27%3川崎汽船 +2.19%
小売業+0.24%14ニトリHD +4.84%
化学+0.05%20信越化学工業 +3.68%
倉庫・運輸-0.18%2ヤマトHD -0.08%
機械-0.52%16ディスコ +8.21%
保険業-0.52%5T&D HD -0.12%
不動産業-0.58%4東急不動産 +1.17%
食料品-0.65%15宝HD +5.18%
鉄鋼-0.94%3日本製鉄 -0.13%
電気・ガス業-1.14%5中部電力 +3.93%
空運業-1.16%1(ウォッチリスト1銘柄)ANA HD -1.16%
金属製品-1.79%1(ウォッチリスト1銘柄)東洋製罐 -1.79%
陸運業-1.95%8京成電鉄 +1.17%
建設業-2.41%9コムシスHD +4.63%
水産・農林業-2.44%2日本水産 -1.50%
卸売業-3.27%7住友商事 -0.33%
石油・石炭製品-3.71%2ENEOS -3.68%
鉱業-6.83%1(ウォッチリスト1銘柄)INPEX -6.83%

上位3セクターのハイライト

繊維製品 (+18.77%)がセクタートップに立ちましたね。最大の要因は ユニチカ(3103) の+74.99%という衝撃的な急騰です。週平均出来高が約3,530万株と大幅に膨らんでおり、特定の材料への強い反応があったとみられます。ただし同セクターの 帝人(3401) は-3.64%と逆行安で、セクター全体に買いが入ったというよりもユニチカへの集中的な物色だった印象ですね。

情報・通信業 (+6.48%)は ソフトバンクグループ(9984) の+20.27%が際立ちました。週平均出来高が約7,161万株という高水準で、幅広い投資家が参加した様子です。AI投資戦略や傘下資産への期待が株価を支えているとみられますね。一方で 東宝(9602) が-11.52%の大幅安と今週最大の下落銘柄となり、同セクター内でも明暗が分かれました。

電気機器 (+4.97%)は33銘柄という最大規模のセクターで、特に電子部品株の上昇が際立ちました。 太陽誘電(6976) が+22.27%、 TDK(6762) が+15.45%、 アドバンテスト(6857) が+12.02%と、AI・データセンター向け需要への期待を背景に強い買いが入っていますね。

下位3セクターのハイライト

鉱業 (-6.83%)はウォッチリスト唯一の INPEX(1605) が今週も大幅安。エネルギー商品価格の軟調が続いており、資源系銘柄への売り圧力が収まらない状況ですね。

石油・石炭製品 (-3.71%)もENEOS(-3.68%)・出光興産(-3.75%)ともに大幅安で、エネルギーセクター全体に売りが集中した週でした。

卸売業 (-3.27%)は資源系商社大手が軟調で、 三井物産(8031) が-6.95%、 三菱商事(8058) が-6.12%と今週の下落銘柄上位に入っています。資源商品相場との連動がみられますね。

値上がり注目銘柄

週間の値上がり上位5銘柄を取り上げます。

1位:ユニチカ(3103)── 3,085円、週間 +74.99%

繊維メーカーのユニチカが今週の全ウォッチリスト銘柄でトップとなる+74.99%の急騰。週始値1,763円からわずか1週間で3,085円まで買い上がられており、週平均出来高が約3,530万株と大幅に膨らんでいます。個別の材料に対して強烈な反応が起きたとみられますが、次週以降も同水準を維持できるかどうか注目されるところですね。

2位:太陽誘電(6976)── 6,203円、週間 +22.27%

コンデンサー等の電子部品メーカーの太陽誘電が+22.27%の急騰。AI機器やデータセンター向け電子部品の需要拡大期待を背景に、TDK・村田製作所とともに強い買いが入りましたね。週平均出来高も約450万株と高い水準でした。

3位:ベイカレント・コンサルティング(6532)── 5,618円、週間 +21.92%

DX・AIコンサルティング大手のベイカレントが+21.92%の大幅上昇。企業のデジタル投資拡大を背景に、AIコンサル系銘柄への期待が高まっているとみられますね。週平均出来高は約354万株と高水準でした。

4位:ソフトバンクグループ(9984)── 4,527円、週間 +20.27%

大型株でありながら週間+20%超の急騰は目を引く動きでした。AI・テクノロジー分野への積極投資が再評価されているとみられ、週平均出来高が約7,161万株という非常に高い水準で推移しましたね。幅広い投資家が参加した1週間だったといえます。

5位:トレンドマイクロ(4704)── 5,978円、週間 +16.24%

サイバーセキュリティ大手のトレンドマイクロが+16.24%の急伸。企業のDX推進に伴うセキュリティ需要の高まりへの期待や、個別の業績材料への反応があったとみられます。

値下がり注目銘柄

週間の値下がり上位5銘柄を取り上げます。

1位:東宝(9602)── 1,467円、週間 -11.52%

映画・エンタメ大手の東宝が今週最大の下落銘柄となりましたね。同じ情報通信セクターのSBGが急騰するなか、対照的な動きが際立っています。週平均出来高が約583万株と高水準で売りが続いており、個別業績や事業見通しに関する材料への反応の可能性があります。

2位:川崎重工業(7012)── 3,070円、週間 -8.22%

防衛・航空・二輪に強みを持つ川崎重工業が-8.22%の大幅安。防衛テーマ全体が今週は軟調で、前週までの大幅高からの利益確定が進んだとみられますね。週平均出来高が約1,497万株と高く、売り優位の展開が続きました。

3位:三菱重工業(7011)── 4,371円、週間 -8.19%

川崎重工業と同様、防衛・インフラ系大手の三菱重工業も-8.19%の大幅安。防衛関連株の利益確定売りが続いた形ですね。週平均出来高は約2,169万株と非常に高い水準で、売り手優位の展開が続きました。

4位:三井物産(8031)── 5,800円、週間 -6.95%

資源系商社大手の三井物産が-6.95%の大幅安。エネルギー・資源価格の軟調が続くなか、商社セクター全体で資源関連ポジションの整理が進んでいるとみられます。週平均出来高が約593万株と高水準でした。

5位:INPEX(1605)── 3,985円、週間 -6.83%

石油・天然ガス開発大手のINPEXが-6.83%の大幅安。エネルギー商品価格の下落が続くなか、今週も売り圧力の矢面に立たされましたね。週平均出来高も約945万株と高い水準でした。

テーマ株動向

今週監視している3テーマの週間パフォーマンスです。

テーマ週間平均騰落率テーマ内注目銘柄
AI・半導体+3.82%アドバンテスト +8.52%
グリーンエネルギー+1.25%安川電機 +7.05%
防衛-6.93%(テーマ内全銘柄が軟調)

AI・半導体 (+3.82%)は今週も市場平均をアウトパフォームしましたね。 アドバンテスト(6857) をはじめ、太陽誘電(+22.27%)・TDK(+15.45%)と電子部品・半導体関連が軒並み強い動きを示しており、AI関連需要への期待が幅広い銘柄に波及している印象です。

グリーンエネルギー (+1.25%)は 安川電機(6506) の+7.05%が注目されます。電動化・省エネ関連需要を背景に底堅い動きが続いており、市場全体の上昇局面でしっかりと上昇に乗れた週でしたね。

防衛 (-6.93%)は今週のアンダーパフォーマーとなりましたね。三菱重工(-8.19%)・川崎重工(-8.22%)がともに大幅安で、防衛テーマ全体の平均を大きく押し下げています。前週・前々週にかけての大幅上昇からの調整局面に入ったとみるのが自然かもしれません。

来週の注目イベント

来週(2026-W17)のウォッチリスト銘柄に関する決算発表予定は、現時点では確認されていません。

今週のEDINET開示ハイライト

企業名コード提出日書類種別
良品計画74534/13四半期報告書
積水ハウス19284/16有価証券報告書
ヤマハ発動機72724/8訂正有価証券報告書

今週の開示で特に注目されるのが、 ヤマハ発動機(7272) が提出した訂正有価証券報告書です。売上高+6.4%の増収である一方、営業利益が-221.5%(実質的な大幅悪化)、純利益が-22.8%という内容で、業績の質的な悪化が示されています。市場がこの内容をどう評価するか、来週以降の動向が注目されますね。

決算発表予定はyfinance、開示情報はEDINET(金融庁)をもとに作成

今週のまとめ

2026年第16週は、日経平均が週間+3.64%と力強く反発し、59,000円台を一時奪回した週となりましたね。火曜〜木曜の3連騰で一時59,688円まで上昇する場面もあり、金曜は利益確定売りで一服したものの、週全体の地合い改善は鮮明でした。

一方で、1日平均の上昇銘柄数120社・下落銘柄数127社というデータが示すように、実は下落銘柄のほうが多い環境のなかでの指数高でしたね。ユニチカ(+75%)・SBG(+20%)・太陽誘電(+22%)・ベイカレント(+22%)といった一部銘柄への集中的な買いが指数を押し上げた面が大きく、全銘柄が恩恵を受けたというより選別色の強い1週間だったといえます。

エネルギー・資源系(鉱業・石油石炭・商社)への売り圧力は今週も続き、AI・テクノロジー関連との格差がさらに広がっています。防衛テーマは利益確定局面に入ったとみられ、来週はこれらのテーマ間で資金がどう動くか、引き続き注視していきたいですね。


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